こんにちは、一年生の木村です。八月二十五、二十六日に愛媛県松山市で俳句甲子園全国大会が行われました。わが文芸部からは三年生一名、二年生一名、一年生三名の計五人チームで出場してきました。引退した三年生の堀下にかわって、木村が松山での報告をさせてい...
2013/08/31
八月二十八日に想真唯愛とありあの二人でリレー小説を書きました。
・テーマ「秋」
・参加者~想真唯愛(水色)、ありあ(オレンジ)、合作(ピンク)
・一人持ち時間3分(合計7周)
あるよく晴れた秋の日のことだった。私は何もない通学路を「ひとりぼっち」で歩い...
2013/08/31
『俳句甲子園ホテル句会』
俳句甲子園全国大会が終わった日の夜、ホテルにて句会をしました。自由詠と兼題「蛇」の二句投句。選は三句。
参加者はチームメンバーの堀下、池原、木村、渡部、矢崎、
さらにゲストとして、群馬のS川女子高の林さんがご参加くださ...
2013/08/31
どうも、こんばんは。管理人の空集合です。
もう『管理人』と名乗るのも最後となりました。
本日をもちまして、私空集合は文芸部HPの管理人を一年生の想真唯愛さんに引き継ぎたいと思います。
我々三年生は引退、という形になります。
このホー...
2013/08/27
八月二十六日に開催された平成二十五年度北海道高等学校文化連盟上川支部コンクールの結果を報告させて頂きます。
小説
優秀『子どもの家』 木村杏香(一年)
佳作『砂の城』 内田紗瑛子(三年)
『好きという感情』 佐藤滉太(三年)
『キリンキ...
2013/08/27
おはようございます、管理人の空集合です。
昨日、今日と松山では俳句甲子園で盛り上がっておりますが、地元・旭川でも盛り上がっていきますよ!
というわけで、遅くなってしまいましたが夏フェスの告知をさせて頂きます。
旭川東高校文芸部は今年、夏フェ...
2013/08/25
はじめまして、一年生のありあです。
一年生の投稿が少ないみたいですね、ということでの投稿です。
さて、今週末に松山で俳句甲子園があります。
私も一年生メンバーの一人として出場してきます。
あらためて再び、私たちのリーダーが投稿してくれると思うの...
2013/08/20
打水を終へ写真屋に向かひけり
花柚子や海の出てくる紙芝居
夏の風邪ガラスに匂ひあるらしき
第一幕キャベツ抱ふる人の立つ
涼しさや宛先に沖縄と書く
夕立の奥のからくり時計かな
薄墨に触るれば真水明易し
髪洗ひ夢は戦士と思ひけり
ラ...
2013/08/16
どうも、管理人の空集合です。
先程までHPの仕様変更作業をしておりました。
ブログの連投、申し訳ありません。かれこれ10記事くらい更新したでしょうか……。
さて、見た目では少しわかりにくいですが、HPの仕様を変更致しました。
この仕様変更により部...
2013/08/15
初夏のいへ紙のにほひに充たさるる
網戸越し四人でゴレンジャーごつこ
表紙だけ旧字の本や仏桑華
抽斗の底に指あと明易し
枕あつめて水無月の戸を閉めよ
峰雲や短く切れた紙テープ
手品師の取り出す紙と団扇かな
夕焼や俳優...
2013/08/15
夏の日やみな前髪を切ってきて
伸びきった肢体に受ける青嵐
十七歳のスカート軽し罌粟の花
夕立に呼ばれて我は生まれけり
ちょっとだけあの人が好き青岬
「おべんきょ」は好きじゃないのよダリア咲く
静脈をなぞつてゐたり熱帯夜
夏草やいつそ...
2013/08/15
こんな手紙が届いた。
〈みのりへ ジンジャーブレッド焼いたからおいで。 ようこ〉
ん、と思って首を傾げた。だって、手紙ということはジンジャーブレッドを焼いたのは何日か前のはずで、メールか電話にすればよかったのに。彼女はたまにこうしてよくわから...
2013/08/15
ちょうどよく日の差す窓際の席で、しかも昼ごはんを食べたあとなら、まどろんでもそれは仕方のないことだと思う。そのときたぶん幸せな夢を見ていた私は、かれんちゃんという女の子から何かを渡されて飛び起きた。というのも、その渡し方が無言のまま蝿叩きでもす...
2013/08/15
蛇穴を出づ装苑の新刊号
木蓮やレターセットを選びをり
遠足や初恋の実らざりけり
不定詞は未来のニュアンス夏はじめ
黒水着皆折れさうな肢体もつ
難聴の耳にも夏の海の音
白靴やきれいに脚の伸びてをり
蓮池は人を喰つたやうに静か
秋鏡狂...
2013/08/15
血餅を磨きおとして水澄めり
雨の日の熱田神宮秋の蝶
朧月「好きって逆から言ってみて」
冬来たる甘えるように話す人
網窓と猫とシイツと血のにほひ
蛇穴を出づ吾が身は成り成りて
真っ白な夢をみている熱帯夜
春疾風髪飾りなどいらぬ髪
過...
2013/08/15
絵に描いた星が好きなのアマリリス
妹の夏服何かをはらみをり
夏蝶や仮面舞踏会の支度
浜木綿や開花を待てる息の音
緑陰や女生徒は妖精のごと
花茣蓙にのるは陶器のような足
蚯蚓這ふ否定の否定は肯定なり
数学の追追追試雲の峰
遠雷の鳴る...
2013/08/15
人波や襤褸市に先生の本
シャンプーのまへのしづけさ透谷忌
青蔦やおれの魅力を五十字で
冬山家こは嵐寛の付けし傷
ソロバンを手に鼻唄や春夕焼
夏帽に知らない人の記名かな
種選りのきみ断定の語調かな
いまはむかし図書室に春蚊の羽音
安...
2013/08/15
週末になると、彼は決まって私に歌を歌ってくれと頼む。そうして私が歌うと
「ありがとう、やっぱり俺詩音の歌好きだな。あ、もちろん詩音のことも好きだよ」
と、そう言って子供のように笑うのだ。
そんな彼の声が、笑顔が、私は大好きだった。
* *...
2013/08/15
秒針の音の感じで一日がもう決まってるような気がする
湯の底に息を潜める深みどり今日はこんなにしずかな三時
青空を見上げている君の隣でずっとシャボン玉吹いていたい
昔「る」の発音が下手だったのは愛さなくても愛されたから
私では馬の骨にもなれ...
2013/08/15
少年の古拙の微笑朝寝かな
たんぽぽやギリシャ神話のやうな空
梅雨晴や彼のエビフライが好き
裸子の細き瞳の潤みをり
後ろから抱かれてゐたり遅日かな
清明の陽や鉛筆はときんときん
冬銀河ノンアルコールカクテルは青
鉄琴のグリッサンド天の...
2013/08/15
万葉から王朝和歌、そして近世を経て現代に至るまで、歌に詠まれた対象というのは、殆んどが四季の巡りであり、その中に在る自然であり、そこに生きる人間の生活だった。多くの歌人は、生きている中で得たワンダーを、それを発生せしめた対象物を詠むという形で、...
2013/08/15
天高し新しい手帳買うように目的のなき散歩に行った
〈ほだす〉とは漢字で書けば〈絆す〉なり不意にわれらの絆おそろし
かもめしか知らない感覚(空を飛ぶ時に自分のうえにあるもの)
[元気か]とのみ記されし絵葉書の消印はパリきみは元気か
にほんいち...
2013/08/15
縦笛で奏するロンド秋深し
湯豆腐のことを書きたる自伝かな
わつと言ふとき口は開く荷風の忌
水仙や役者の多き芝居小屋
君からの電話裸のままで取る
明月や顔真卿を臨書する
花冷の紙芝居屋の弔辞かな
朝月夜セイコーマートの中と外
狸棲む...
2013/08/15
鉄の塊が、ボクの棲む世界にやって来た。今まで動かない船などが沈んできたことはあったが、今回のはそれらとは少々違った様子だ。
眩しい。微かな光を感知することに優れただけの目がはじめて光に包まれる。眩しくてよく見えないが、やってきた鉄の塊が発して...
2013/08/15
店を辞めてから十年余り。僕は一サラリーマンとして暮らしていた。朝起きて、出社して、働いて、帰宅して、風呂に入って。そうして一日が終わる。時計のように規則正しく短調な生活にはもう飽きてしまったが、こればかりは仕方がない。
明日は日曜日か。久々に...
2013/08/15
三年生、開来山人です。やや遅くなってしまいましたが総文祭の報告を書きたいと思います。面倒くさがりなので、大雑把な報告になると思います。
「第37回全国高等学校総合文化祭長崎大会文芸部門」(俳句)
とき:8月2日~4日(前泊後泊したので5日間滞在...
2013/08/10
どうも、こんばんは。管理人の空集合です。
着々とホームページの来場者様が増えてくださって…嬉しい限りです。本当にありがとうございます。
さて、先ほどは度重なるブログの連投、申し訳ありませんでした。
Twitter連携は切って更新を行っていましたが、...
2013/08/09
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