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作品・ブログ

ヒラ部員の更新です

 はじめまして、三年生の開来山人と申します。いま、管理人が作成してくれたマニュアルに従って、ヒラ部員としては初めての作品掲載をやってみたところです。いやー……むつかしかった。マニュアルは完璧なつくりなんだけれども、いかんせん僕が不器用なもので……。

 せっかく色々いじる機会なので、ブログも試しに書いてみようと思う。あ、以下敬体はやめる。どーも敬体はムズムズするから。何を書こうか迷うが、せっかくの初ブログ執筆なので、高校文芸らしいことにしてみる。

 部員紹介に書いたが、執筆ジャンルに節操がない。そもそもは詩と戯曲を志して入部したが、加藤千恵さんや大松達知さんの短歌を知ってからは短歌にも入れ込んだ。鷺沢萠の若々しい短編に惚れ、小説も少しだけ書いてみた。昭和期の文化人徳川夢声のことを調べているうちに自分で彼のことを書きたいと考え始め、手を評論にも広げた。極めつけは俳句で、高2になって始めたものが、今は俳誌に参加するくらいに燃えあがり、四六時中俳句形式のことを考えている。

 こうなってくると書きたいことを全部は書けなくなる。もともと、思考を形あるものにするのが楽しいから色々書いていたのに、書こうと思っても結局頭の中で完結することが多くなった。
「中村草田男が面白い。調べていたら彼の随筆に△△のことが載っていたから、それを膨らませたい」
「テレビ放送六十周年。けれどその歴史をはじめから丁寧に説明してくれる人がいないから、ちょっと自分で調べて書きたい」
「長谷川櫂みたいな俳句も詠めるようになりたい」
「フォークソングのような詩を書きたい」……

 いろんなところから想を得るが、どれもこれもが最後まで形になるわけではない。三年生になればなおさらである。文芸ということの中でも優先順位はある。

 しみじみとした話をするつもりはないが残る時間は少ない。だから、きっちり文芸の中でやらねばならないことだけはやる。そして自分が書きたいことも、ちょっとでも書けるのならば、きっと自分はイイ文芸部員だろーなと思った。だからここに言挙げしておく。いろいろ書きたい! と。うわーちょっと浮ついたことを言いました……恥ずかしい。



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2013年05月21日
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