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【歌会録】秋の恋の歌会

 十月二日の高文連全道大会の夜に行われました部内歌会の結果をお知らせします。我が文芸部で歌会をするというのはちょっとめずらしいです。
・出詠者~小川朱棕、想真唯愛、ありあ、雨宮寧々子、里久、こんがらがるー、紫隅亮介、むみゃ~(選歌のみ参加)、たぬき(ゲストの旭川東高校二年生、詠草のみ参加)
・題詠「恋」
・特選一首、並選一首
・括弧内は選者名、太字は特選選者です。



階段を一段飛びで先をゆくまぬけなあなたすべってころべ 小川朱棕/六点
雨宮寧々子、紫隅亮介、こんがらがるー、里久)
・危ないのに調子のっているやつが転んでしまえという歌。
・ひらがなが多いから女の子の歌かな。
・一緒に歩きたい女心を分ってくれない。
・谷川俊太郎の愛の詩より。イケメンなのに天然で転ぶ知人に向けて。(詠者より)

孔雀さえいなかったなら海牛はかなりイケメンだったんだけど 雨宮寧々子/六点
里久、小川朱棕、むみゃ~
・海牛っていいよね、好き。
・孔雀のインパクトが強すぎて海牛が不憫。
・孔雀と海牛は誰かのたとえなのか?
・人間を孔雀にしたかったのだけど…。(詠者より)

十六は通り過ぎてく青い春期待してるぞ十七の僕 たぬき/四点
こんがらがるー、小川朱棕、むみゃ~)
・前向きで読んでいて楽しい歌。
・かわいい。期待してるぞ、がきいている。

赤点を五つも取った天才とペンギンを見る次の日曜 こんがらがるー/二点
(雨宮寧々子、ありあ)
・人に流されなくてよい。
・たくさんいるペンギンを見て、世の中いろんな人がいるよねってことかな。
・予定です。(リア充の詠者より)

「私には好きな人の好きな人を好きにはなれない」受け売りだけど 紫隅亮介/二点
ありあ
・ほんとにほんとに自分がその通りなので深く共感。
・実景です。(詠者より)

髪形は違って眼鏡もかけてないそれでも傍にいるんだろうね 里久/二点
想真唯愛
・友達の恋を応援する気持ち。
・復縁の歌か? 何年たってもいい関係ということかな。
・愛されていていいと思った。
・誰が誰を詠んだのか分りにくかった。(詠者より)

メールする時ごめんねとおやすみの絵文字が違うのに気づいてた? ありあ/二点
(紫隅亮介、想真唯愛)
・絵文字を使うことがあまりないので分りにくい。
・メールの文面そのまま。
・気づいてほしいのに、と思う気持ち。(詠者より)

天気予報当てるみたいに君の表情を読み取るのは難しい 想真唯愛/無点
・表情が読み取りにくい好きなキャラクターを詠んだ。(詠者より)

 たぬきさんありがとうございました。高校生の半分は恋でできている(顧問曰く)。恋の話が盛り上がった夜となりました。



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