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クリスマス句会

2014年02月02日
十二月二十五日に行われましたクリスマス句会(第三回部内句会)の結果をお知らせします。
・テーマ兼題『クリスマス』
・投句は一人一句、選句は一人二句
・参加者 小川朱棕、ありあ、雨宮寧々子、ほりした、想真唯愛

三色のリボンを結び室の花(雨宮寧々子)/三点句
・冬に咲ける喜びと華々しさ。
・リボンを結ぶって可愛い。
・一本で三色なのか、それとも三本とも別の色のリボンなのか。
・色鮮やか。
・かご、植木鉢、花束、何でも似合いそう。
・三色がベストだと思った。(詠者より)

一対の聖樹の飾り分け合へり(ありあ)/三点句
・聖樹は二本、分け合うのがクリスマスらしい。
・一つにあった一本分の飾りを隣の二本目にも分けてあげた。
・一緒におそろいで買った飾りなのに違う木に付けられていくんだなというイメージ。(詠者より)

天鵞絨のカチューシャつける聖夜かな(小川朱棕)/二点句
・触ったら気持ちよさそう、かわいい。
・高級そう。よそいきな感じ。どこへ行くのだろうか。
・漢字がいい。メリークリスマス、と言う感じ。
・聖夜らしすぎるかもしれない。
・クリスマスなんだからおしゃれしたい。(詠者より)

クリスマスツリーの種を探しけり(ほりした)/一点句
・きっとこの子は飾りも星も一緒に育つんだと思っているに違いない。
・見つけても育てるのに何年もかかるのに探すだろうか。
・もみの木だとつまらない。クリスマスツリーだからいい。
・幸せを探しているさみしさを拭えない。
・一人で探している様子が寂しく感じる。
・本当は楽しい句。ドラえもんのクリスマスツリーの種(植えると飾りも全部ついてくる)。それがわくわくする。(詠者より)

寒月や讃美歌に包まれた街(想真唯愛)/一点句
・小高い丘とかから街が見えているんだろう。
・荘厳な感じがする。
・讃美歌で神聖な別の世界が生まれている。パイプオルガンとか聞こえてきそう。
・寒月の固い感じにやわらかい雰囲気の取り合わせ。
・現在形の方が(包まれるの方が)いい。
・月の人。
・ロシアの北の方の小さな町にある、小さな教会から聞こえてくるイメージ。(詠者より)


大変遅くなりました。

第二回 動物園吟行句会
十二月八日吟行、十二月二十五日句会実施の動物園吟行句会(冬バージョン)の結果をお知らせします。
・テーマ兼題『動物』
・投句は一人二句、選句は一人三句
・参加者 小川朱棕、雨宮寧々子、ほりした、想真唯愛(ありあ:選句のみ)


ぺんぎんと目が合ひ逸らす冬の空(想真唯愛)/三点句
・気になる男の子と目があったような、でもペンギンは何とも思っていないという、微妙、おかしな感じ。
・冬の空は合わないかも。
・ペンギンはツンデレだ。
・なぜひらがなか分からなかったが景のささやかさに好感。合ひ逸らすは動画的。ペンギンと目が合う要素が大事なのだろうか。
・色々種類のいる中で怖そうなペンギンと目が合って思わず目を逸らしてしまった。(詠者より)

動物にも家系図がある冬うらら(小川朱棕)/三点句
・限られたコミュニティの中だからこそ。
・動物園の家系図紹介のことだろうか。
・動物園にあった家系図だと知らなくても分かったので素敵。
・あれ見た人なら誰でも作れるけど、やっぱりどきっとする。
・上六のもたつきを直したらいいのでは。
・どうしても「にも」にしたかった。人間との共通項があった。(詠者より)

あざらしは死せばしるべになりにけり(ほりした)/二点句
・北極っぽい。
・死んで血とかが出ないとしるしにはならない。
・しの強調。
・うきみたいだと思って作った。(詠者より)

こうさぎを追つて荒野に迷ひこむ(想真唯愛)/二点句
・因果。
・小さいものから大きな広いもの。何か始まりそう。
・曲の前奏部分みたい。
・可愛らしいものを追っているのに不安のある言葉が出てくる。
・うさぎを見て思いついた。(詠者より)

ふくろふや息詰まらせるアナウンス(雨宮寧々子)/二点句
・寒さでふくろうがぎゅっと小さくなっているのが詰まらせると合っている。
・旧かながいい。
・息詰まらせるって何だろう。
・季語との離れ方がいい。息詰まらせるって意味ありげで気になる。そこがうまい。
・動物園だから分かるけどアナウンスって現代的。

粉雪やレッサーパンダくるみをり(小川朱棕)/一点句
・ふわふわしてそう。
・赤ちゃんをまとう布のような安心感、やさしさがある。
・やで切らなくてもいいのでは。

ペンギンの羽は鍵盤冬いちご(雨宮寧々子)/一点句
・関係ないのにどきっとする。
・例えがすごい。
・もしかするとペンギンは生きているペンギンではないかもしれない。
・冬苺と離れすぎている(つきすぎの逆)気がする。
・羽の色や飛び出し方が鍵盤っぽかった。(詠者より)

火のにほひなどくらげにはわからない(ほりした)/一点句
・当然かなと思いつつ、生を感じる。
・水中の生物だから対極の火なのか。
・焦げた匂いだろうか。
・くらげの不思議な感じ。
・レッサーパンダとは別の感じのふわふわ感。
・9割が水だと聞いて水しかくらげは知らない。だったら水以外に何を知っているのだろうと思って作った。(詠者より)