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【対談】池原×荒井「未踏松山」

今年の俳句甲子園、旭川東は2チーム出場していた。Bチームは残念ながら地方大会で敗退した。そのBチームのメンバーであった1年生荒井(愛称:まな)の話を、池原が聞いた。



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池「それじゃあ、対談を始めます。テーマは『未踏松山』ということで、俳句甲子園全国大会に出場しなかった荒井さんが、作品集で見た俳句や他の出場メンバーの話に触れて、俳句甲子園について思ったことを聞いていこうと思います!」

荒「忙しくてまだあんまりじっくり読めてないんですけど、これさえあれば一日暇しないですね! わくわくします!」

池「なんか一目見て『おお!』ってなった俳句とかある?」

荒「渋川女子の林楓さんの夕焼けの句、『夕焼けは静脈血まみれの空』です。見た時ぞっとしました。池原先輩っぽいなと……」※池原は人体の俳句が好きである。

池「これはね、わたしもびっくりした(笑) 静脈ってことは……本人は静脈血色のつもりなのかな? 鈍い赤色。動脈血の方が夕焼っぽいかな、とも……どう、まなちゃん?」

荒「血まみれって血があふれだしてるってことなのかなと。だとしたら静脈から血が流れっぱなしって大変なことになってるよなあ……と思ったのだけど、その血の広がり方と、夕焼けが空を染めていく様子が合ってると思いました」

池「それは大変∑(°□°;) 他には何かあった?」

荒「土佐の宮崎玲奈さんの紙の句『追試験紙片の蝶の舞い込みぬ』。やっぱり高校生なら、追試は全国共通の悩みなんだなあと思って少し笑いそうになりました(*^^*)」

池「追試験の句をここまで美しい景に作り上げるってすごいよねー! 紙片の蝶って答案用紙の比喩なのかな……?」

荒「景が美しいです。紙飛行機とかじゃなく蝶というところがすごいです! 誰かが作って飛ばしたんでしょうかね? ちょうど俳句甲子園全国大会に先輩方が行った日に夏休み明けテストの数学の追試があったのを思い出しました。暑くて死にそうでした……でも松山は北海道と比べ物にならないあつさなんでしょうね、色んな意味で」※編集者註:暑さと高校生のアツさをかけている。

池「あっ! 問題用紙を終わった後に折り紙にして蝶を作ったのかも! これは高校生にしか作れないよねー。俳句甲子園ならでは。そうそう、松山は気温も暑い、プラス、高校生たちの熱気がものすごい。去年の話だけどウェルカムパーティーで松山東の誰かが、『この日のためにケータイをスクールカラーである緑に機種変しました』って人がいてカルチャーショックを受けた」

荒「それはカルチャーショックですね。部活のために……。部活に青春を捧げていますね」

池「強豪、松山東だから……まあわたしたちはそこまでしなくてもいいからでも気力はそれぐらいで来年松山に行きたいよね! 俳句甲子園に行ったら何したい?」※編集者註:どうせならそこまでしてほしい。

荒「なんだかありきたりなんですけど、同年代の俳人と話す機会って、俳句甲子園以外では高文連くらいしかないので、俳句について語り合ってみたいですね! あとホテルで句会をした、とか、全国メンバーが楽しそうに話してたので、やってみたいです(*^^*)」

池「全国の仲間といっぱい話ができるの楽しいよー。松山観光もできるし^^ 来年も勝ち進んで旭川東12年連続出場決めたい! そして大舞台(※準決勝以降はステージで行われる)でディベートしたい! 今年みたいに予選リーグ敗退はしたくない。そのためには、わたしたちに何が足りないと思う?」

荒「難しいですよね……たくさん句を作るのはもちろんのことですが、知識がないと相手の句をよく鑑賞することができないですしね。わたしは文法が好きなので、もし来年出られるのならその方面でチームの力になりたいな、と。お互いのことをしっかり分かって助け合いながら、それぞれの持ち味が生かせるチームだったらいいなと思います」

池「文法の知識がある人が一人いるとかなり心強いわー。もしわたしも来年出られるなら、しっかり言葉の勉強をして臨みたい。あとはディベート練習をもっと強化させることなのかな。話し方や質問の投げかけ方を研究したり」

荒「質問の仕方ひとつで印象って大きく変わりますよね。それによって相手の対応も違ってきますしね。木村さんが、松山から帰ってきてからすぐ言ってました。『清く正しいディベートがしたい』って。それによって勝てるかどうかはわからないけれど、何か目指すものがあるディベートって強そうですよね!」

池「そうそう、清く正しく勝つ、が理想だねって話し合ってきました。だから秋からのうちの部には、季語研究会や鑑賞会が新たな活動に加わった。なんかパワーアップしてるよ旭東文芸部! 最後に、まなちゃん、来年の甲子園に向けて一言!」

荒「初めて自分がやりたいって思った部活に入って、やっと勉強以外に勝ちたい!と思えることができました。だから、今年は負けてしまったけれど来年こそ絶対に負けたくない。まずは、今年の全国メンバーから色んなことを吸収して、追いつきたいです。来年もしメンバーに入れたら足を引っ張る人だけにはなりたくないので。来年の地方大会にしっかり向けて準備していきたいです。」

池「ありがとう! 一緒にがんばろうねo(^-^)o」

対談はメールで行われた。 編集:荒井・堀下



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COMMENT
[1] 池原早衣子 | 2013/12/10 22:06
まなちゃん、ありがとうm(_ _)m
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